英語が話せるようになるまで、やめないブログ。「ヒキコモリ×英会話」

真性ヒキコモリ×飽きっぽい×勉強嫌いの私が、英語がペラペラ話せるまで何かダラダラやってみる。






あまりに自分の発音・アクセントが酷いのでとても落ち込んだりします。別に日本語なまりでもいいじゃない、と思う自分と、ついつい発音についての苛めが発生した時のことを思い出してうわぁああああってなる自分がいる。

そのせいか(?)とてもとても不謹慎ですが、Foreign Accent Syndrome or「外国語様アクセント症候群」にあこがれるときがあります!ただ、これは英語が話せるようになるわけではなく、日本語を話してるときに英語っぽいアクセントになるというだけのものなので意味ないというかかなり困るというのが実際のところです。というか日本語話者が英語風アクセントになった症例はないっぽいです。

それでも無駄にこの症例について調べていたのですが、今日はこんなの発見。アメリカは「人種のるつぼ」といわれていますが、だからといって「外国語アクセント?全然OKだよ!」とはならない、という恐ろしい記事。
The Curse of a Foreign Accent


ノンネイティブスピーカーにとって、アクセントは常に悩みの種であり続けている。いくら流暢に話せても、語彙も文法が完璧だったとしても、ほんのちょっぴりのアクセントの違いのせいで、お里が知れてしまう。外国語アクセントが、社会に溶け込む上で大きな障害になる、というのもうなずける話だ。

アメリカで暮らしていると、これまでに聞いたことのない外国語訛りなんてひとつも無いだろう。「それなら、みんな色んな話し方に慣れてるに違いない」って君は思うかもしれない。つまり、外国語アクセントにも寛大なはず、って。でも、社会はこの問題に対して2つの相反する感情を抱いている。ものすごくイライラする話し方じゃなくて、理解できる範囲でありさえすれば、みんなアクセントの事なんて気にも留めない。だけど、その一方で、ノンネイティブスピーカーの受け止められ方は、ネイティブスピーカーのそれとは180度異なっている。

ペンシルバニア生まれのRobin Jenks Vanderlipさんは4年前に頭部を損傷し、その結果「外国語様アクセント症候群」を患った。Venderlipさんはロシア風のアクセントで話すようになってしまったのだ。

Brigid Schulteはワシントンポストで、この症例について以下のように述べている。



この症候群は、第二次世界大戦の終戦日に神経学者によって最初の症例が報告された。あるノルウェー女性が榴散弾に被弾、頭部に傷を負って昏睡状態に陥った。目覚めたとき、彼女はドイツ語アクセントを身につけていた。その結果、同胞であるノルウェー人は彼女を村八分にした、と医学文献で指摘されている。

それ以降、この症例の報告は世界中で60件にも満たない。これらの症例を研究した医者たちは大変困惑している。





ここで集中の糸が途切れたので残りはものすごくかいつまんで説明いたしますと、



この症状は、脳の損傷によって、例えるならばRhotic Speaker(アメリカのほとんどの地域の人はコレ。あのアメリカっぽいRの発音ですよ!)がNon-Rhotic Speaker (アメリカでいうとニューイングランド、有名なのはボストン、の人々。またはブリティッシュアクセントなどもこれ)になったりしてしまう、というものです。なのでよく知らない人からすると、ボストン訛り(またはブリティッシュアクセントなど)のようになんとなく聞こえる、だけなのです。細かいところまで実際にボストン訛り(やブリティッシュアクセントなど)になるというわけでは無いです。



上手く説明できなくて申し訳ないですが、これがRhotic Speaker と Non Rhotic Speaker の違い






そんな感じで、自分が急に外国人風アクセントで話すようになったと想像してみてください。

その結果、初対面の人はおろか、今までの自分を知っていた人たちですら、外国人に接するような態度に変わってしまうらしいのです!Robinさんの例では、実の娘さんですら「お母さんの話し方恥ずかしいからフィールドとリップについてきて欲しくないー」とまで言い出す始末ですよ!中身は同じ人なのにですよ!

残念ながら、アクセントで人となりが判断されてしまう、というのが悲しい現実のようです。シカゴ大学の調査では、外国語なまりのある人はちょっと信用できないーと思っちゃう率アップ、訛りが酷いほど信用できない率さらにアップ♪という結果がでているそうです。

ロシア語アクセントになったRobinさんは、自分が生まれ育ってきた地域でこのような扱いを受けるのが辛すぎるため、できるだけ海外で過ごすのを好むようになったそうです。
____

説明終わり。

うわあああああああああこわい。

なんか、やっぱり人はぱっと見(?)なのかなと思うととても悲しくなります。

自分ではそんなつもりは無いと思っていても、なにかそういう態度になっていたりもするのかなぁ。

とはいえ、人は変えられないので、やっぱり発音・アクセントはできる限りしっかり勉強したいと思いました。

問題はどうやったら身に付けられるか、なんですけどね_| ̄|○

やっぱりERが発音できないんですー





それ以前に普通に話せるようになりなさい、という異論は認めます。

おわり。

■That’s the detail
それはささいなこと(いや、そうではない)という反語的表現。

■gives someone away
この場合、someoneの正体を明かす、秘密をばらす的な意味。
His accent gave him away.

他に、Giveawayだと、無料で何かあげたりすることにも使われます。
懸賞とかのプレゼントとか、無料サンプルとか。

証拠って言う意味も。
His fingerprints were a dead giveaway.

■shrapnel:榴散弾
 




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